猫と暮らすためのブログ

保護猫、猫の飼い方、ねこのきもち

メディカルケア 不妊手術

猫の健康をまもるための、3つのメディカルケア。3つ目の最後は、不妊手術です。

なぜ必要か、いつ受ければいいかを知っておきましょう。

不妊手術のメリットとデメリット】

●メリット

1.性格が穏やかになる

2.スプレー(マーキングのためのあちこちにオシッコ)や大声で鳴くなどの、発情期の行動をなくす

3.生殖器の病気のリスクを減らす

4.発情期による体への負担を減らす

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●デメリット

1.運動量が減りやすい

2.太りやすくなる

 

不妊手術はメリットのほうが大きいことがわかります。不妊手術は強制ではありませんが、飼い主さんが猫の発情期の行動をなんとも思わないのなら、手術させなくてもいいですが、出産させる予定がないのなら、不妊手術は受けたほうがいい、というのが一般的な考えでしょう。

猫が交尾をすると、ほとんど100%の確率で妊娠します。猫は繁殖率がすごいと、耳にしたことがあると思います。増えすぎて飼えない状況になると、野良猫が増えてしまう原因ですね。こうしたことが起きないためにも不妊手術をうけましょう。

 

不妊手術を受ける時期】

受ける時期でベストは生後6ヶ月〜1歳です。この時期に不妊手術を受けると、生殖器の病気の発症が低くなります。体も成長し、体力も十分にあるので、手術による負担が少ないです。

それ以前の生後6ヶ月までの子猫は体力があまりないので、手術による負担が大きいです。また、その後の成長に多少影響すると考えられます。逆に、1歳〜7歳くらいまでの成猫の時は、体力には問題ないですが、発情期を迎えた後だと、不妊手術をしてもスプレーなどの行動が残ることあります。

手術は一般的なものなので、危険はほとんどありません。信頼できる動物病院を探して、手術の時期など含めて相談して決めましょう!読んでくれてありがとうございます。