猫と暮らすためのブログ

保護猫、猫の飼い方、ねこのきもち

ストレス対策

猫は環境の変化によるストレスを感じやすいです。猫のストレスの対策を知っておきましょう。

ストレスの原因や感じ方は、猫の性格によって異なります。自分の猫はストレスに強いのか弱いのか、どんなことが苦手でストレスを感じているのか、飼い主さんが判断し、ストレスを受けないように注意してあげてください。人間が好きな猫は、人が来ても全然気にしないですが、なかには知らない人が来ると、すぐ隠れてしまう猫もいます。

どんな事がストレスなのかレベル1.2.3に分けてまとめてみました。

【ストレスレベル1】

◯留守番

留守番が寂しくてストレスは少ないですが、退屈だとストレスです。猫が遊べる環境を準備しましょう。

◯構ってあげない、構いすぎ

猫はそんなには構ってほしいとは思わないものですが、構われるのが苦手な猫が構われすぎた場合はストレスを感じています。

◯掃除機の音

掃除機の音が苦手な猫も多いですが、いやなら逃げることができるので、そこまで気にすることはないです。

【ストレスレベル2】

◯外の猫

窓の外に、よその猫がいるのがわかると、なわばりが脅かされるように感じるのが、ストレスです。家の中に入ってこないとわなれば、安心するでしょう。

◯改造工事

工場中は、大きな音が鳴り止まない事が多いです。猫は工場中ずっとビクビクしながら過ごさなければいけません。その間、ずっとストレスを感じています。ペットホテルに預けるのも検討してください。

◯来客

知らない人が苦手な猫は、隠れる場所に避難させるなりし、自由にさせてあげましょう。無理やりお客さんに会わせないように。

【ストレスレベル3】

◯引っ越し

慣れた環境がガラッと変化するとストレスを感じる事が多いです。引っ越し直後はなるべく構わないでケージに入れて、様子を見てあげてください。だんだん慣れてくるのでケージから自分から出てくるのを待ちましょう。

◯小さい子ども

猫は、小さい子どもがちょっかい出すのは、大目に見る事ができますが、あまりにもしつこくされたり、乱暴にされるとストレスを感じます。

◯同居猫

新しく迎えた猫との相性が悪いと、弱いほうがいじめられたりして、ストレスを感じます。

◯洋服

ずっと洋服を着てるとグルーミングができないでストレスを感じます。今可愛い服がいっぱいあるので着せたい気持ちは凄いわかりますが、嫌がっていたら写真1枚撮ってすぐ脱がせてあげましょう。

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ストレス環境を整えることで病気の原因を少しでも減らせるようにしてあげましょう。読んでくれてありがとうございます。

トイレ環境を整えよう(猫がデリケート)

猫は排せつ場所にこだわりが強く、環境が良くないと使ってくれないこともあります。猫と暮らすのに、トイレは大事な問題です。トイレが気にいらないとほかの場所で排せつするようになってしまったり、排せつを我慢してしまい、病気の原因になってしまいます。

猫は一度トイレを覚えると同じ場所で排せつをする習慣があり、トイレをしつけるのは比較的簡単だと思われます。野性時代、敵に居場所を悟られないように、ナワバリ内で排せつする場所を決めていました。

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【トイレは清潔に】

●排せつ物はこまめに取り除く

なるべく排せつのたびに汚れた砂を取り除いてあげましょう。猫はにおいに敏感なので、汚れていると使いません。

●砂は定期的に入れ替え

猫砂は、定期的に(月に1度が理想)全部入れ替えし、その際に、トイレ容器も洗浄して、天日干しで除菌・消臭します。

●複数の猫と暮らしている場所

複数の猫と暮らしている場所、猫の数+1個トイレがあると良いです。立場の弱い猫が、強い猫を警戒してトイレを使えないで、ほかの場所で排せつしたり、トイレを我慢してしまうこともあります。トイレの数が多ければ1つのトイレの使用頻度が減って、清潔を保ちやすくもなります。

【猫が気にいるトイレ環境】

●好みの容器を用意する。その猫に合ったサイズ、砂がたっぷり入る深さと落ち着いて排せつできる大きさがあるといいです。

●落ち着ける場所に配置。トイレの場所は食事の場所と離しましょう。人通りが少なく、自由に出入りができる場所に起きましょう。

●猫砂の飛び散りは大目に見てあげましょう。猫は排せつ前後に砂をかくのが好きなので、好きなだけ砂をかかせてください。その際に、トイレ周辺に飛び散ることがありますが、下にマットをしいたり、新聞をしいたりして工夫しましょう。

 

色々な形と大きさのトイレ容器がありますので飼い主さんが選んで猫が気に入ってくれれば理想ですね!自分はこれを子猫の時から使っていますが気に入ってくれてて、3年間トイレ以外で、今まで排せつをしたことがないです。

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トイレ環境はしっかりと、整えてあげましょう。人間も汚いトイレは使いたくないですよね。猫もおなじです。読んでくれてありがとうございます。

 

猫が快適に過ごせる部屋作り

猫がストレスなく安心して快適に過ごすために、環境を整えてることで飼い主さんも快適に過ごせます。

まず、猫にとって危険なもの(食べてしまうと中毒を起こす観葉植物など)を、猫が過ごしていく部屋に置かないことが基本です。室内で暮らす猫には、トイレと水飲み場と寝る場所は最低限必要となります。猫が暮らしやすい部屋づくりのポイントは6つあります。

1つ目は、【室温調節】ができることです。猫は暑すぎるのも寒すぎるのも苦手。エアコンなどで適温を保つようにしましょう。暑い日はペット用クールマットも便利です。

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2つ目は、上下運動ができる。猫は高いところにのぼると安心します。家具を階段状に並べて、高いところにのぼれる工夫を。運動不足の解消にもなります。キャットタワーなどを置くのもオススメです。

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3つ目は、日当たりのいい昼寝する場所がある。猫はポカポカ日当たりのいい昼寝場所を自分で探しますが、そこに座布団やベッドなどを置いてあげると快適に昼寝できます。

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4つ目は、思いきり動きまわれるスペースがある。猫は夜になると活発になります。運動不足になりがちな室内飼いの猫のために、走れるスペースがあるといいです。

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5つ目は、清潔なトイレがある。猫はきれい好きな動物です。トイレが汚れていると使わなくなってしまったりします。静かな場所に配置しましょう。猫がデリケートなトイレ環境は詳しくまたお話しします。猫のオシッコはにおいが気になる人もいると思います。自分も使っている猫砂はオシッコのにおいがまったくしなくなるのでオススメです。

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6つ目は、猫だけのスペースがある。猫は自分だけの場所があると安心します。猫砂用のベットやケージなど、置いてあげるといいです。

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『人と猫砂が快適に暮らすための工夫』

●爪とぎ対策は絶対必要です。猫の本能で爪とぎをやめさせるのは不可能です。家具などへの被害を抑えたければ、爪とぎできる場所を用意してあげましょう。いろいろ試して、いちばん夢中になれるのを選んであげましょう。自分のオススメはこれです。

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爪とぎされたくない場所(壁や柱など)に爪とぎを予防するシートでカバーしたり、ものを置いて塞ぎましょう。

●抜け毛対策をしよう。抜け毛を放っておくとノミやダニの繁殖にもつながります。夏毛から早く毛に変わる季節は、抜け毛の量が増えるので、ブラシなどこまめにしてあげましょう。

●におい対策をしよう。ペットといっしょに暮らしていると、お客さんが来たときに、においがしてないか気になると思います。エチケットとして、におい対策はしっかりしたいです。

 

猫と人が快適にストレスなく過ごせるように、工夫して環境をつくってあげましょう。読んでくれてありがとうございます。

 

メディカルケア 健康診断

猫の健康を守る3つのメディカルケア。前回は、ワクチンについてでしたが、今回は、健康診断についてです。なぜ必要か、いつ受ければいいか知っておきましょう。

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【健康診断を受ける頻度(目安)】

7歳未満→1年に1回

7歳以上→半年に1回

猫は体に不調があっても、それを隠そうとします。野生では、弱ってるところを見せるのは敵に狙われる危険を意味するからです。飼い主さんが猫の異変に気づいたときは、すでに症状が悪化していることがほとんどです。健康そうに見えるふだんから、健康診断を受けることが大切な事です。

検査の種類はさまざまです。費用のことも含めて、担当の獣医師さんに相談したほうがいいです。また、問診では飼い主さんが猫の健康状態を伝えなくてはいけません。日ごろから猫の健康状態をチェックしておきましょう!

【検査の種類】

●レントゲン検査

内臓器の大きさや形などに異常がないか確認

●血圧検査

主な高血圧症がないかどうかを検査します。

●血液検査

貧血や腎臓、肝臓の異常、ホルモンの異常などがわかります。

●触診・問診・聴診

すべての検査の基本です。目、耳、鼻、口から、おなかや骨格、肉球、毛並みなど、体のすみずみをチェック。リンパ節の腫れなども確認し、異常が見つかれば、精密検査に進みます。

●尿・便検査

膀胱炎、腎不全などを発見できます。便検査で寄生虫の有無をチェックします。

●心電図検査

心臓疾患の検出に用いられます。心臓病は若年でも認められることがあります。

●眼圧検査

緑内障などのチェックをします。眼圧の測定値に異常がみられた場合は、さらに詳しい検査が必要です。

●歯科検査

猫は歯周病を起こしやすいです。根元が炎症起こしていることがあるので、歯のレントゲンを撮って問題がないかチェックします。歯石がついていたら状態をチェックし、除去します。

●超音波検査

心臓、内臓器の構造変化の有無をチェックします。

CTスキャン

体の断層画像を撮ります。すべての臓器をチェックすることが可能です。特に肺の病気の検査にすぐれています。こちらは、全身麻酔が必要なので、猫の体質や体調の確認が必要です。

 

人間も毎年健康診断を受けて、健康を守っているように、猫も健康診断を受けて、健康を守っていきましょう!読んでくれてありがとうございました。

 

メディカルケア 不妊手術

猫の健康をまもるための、3つのメディカルケア。3つ目の最後は、不妊手術です。

なぜ必要か、いつ受ければいいかを知っておきましょう。

不妊手術のメリットとデメリット】

●メリット

1.性格が穏やかになる

2.スプレー(マーキングのためのあちこちにオシッコ)や大声で鳴くなどの、発情期の行動をなくす

3.生殖器の病気のリスクを減らす

4.発情期による体への負担を減らす

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●デメリット

1.運動量が減りやすい

2.太りやすくなる

 

不妊手術はメリットのほうが大きいことがわかります。不妊手術は強制ではありませんが、飼い主さんが猫の発情期の行動をなんとも思わないのなら、手術させなくてもいいですが、出産させる予定がないのなら、不妊手術は受けたほうがいい、というのが一般的な考えでしょう。

猫が交尾をすると、ほとんど100%の確率で妊娠します。猫は繁殖率がすごいと、耳にしたことがあると思います。増えすぎて飼えない状況になると、野良猫が増えてしまう原因ですね。こうしたことが起きないためにも不妊手術をうけましょう。

 

不妊手術を受ける時期】

受ける時期でベストは生後6ヶ月〜1歳です。この時期に不妊手術を受けると、生殖器の病気の発症が低くなります。体も成長し、体力も十分にあるので、手術による負担が少ないです。

それ以前の生後6ヶ月までの子猫は体力があまりないので、手術による負担が大きいです。また、その後の成長に多少影響すると考えられます。逆に、1歳〜7歳くらいまでの成猫の時は、体力には問題ないですが、発情期を迎えた後だと、不妊手術をしてもスプレーなどの行動が残ることあります。

手術は一般的なものなので、危険はほとんどありません。信頼できる動物病院を探して、手術の時期など含めて相談して決めましょう!読んでくれてありがとうございます。

 

 

基本のメディカルケア ワクチン

猫の健康をまもるためには、ワクチン、健康診断、不妊手術の3つのメディカルケアが欠かせません。なぜ必要なのか、いつ受ければいいかを知っておきましょう。

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今回はワクチンについてお話しします。

体の中に抗体をつくって病気を予防するワクチン。猫の病気の中には恐ろしい伝染病が存在します。あらかじめワクチンを打っておけば高い確率で防ぐことができます。子猫は生まれた直後、母親からおっぱいで移行抗体をもらいます。その移行抗体は子猫を2ヶ月ほど病原体からまもる力がありますが、移行抗体が少なかった時には、ワクチンで抗体をつくる必要があります。

【ワクチンを受ける時期】

1回目→生後2ヶ月までに

2回目→生後3ヶ月

3回目→生後4ヶ月

以降は→1年に1回

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なぜ3回目打つのか?

まだ移行抗体が残っていた場合は、ワクチンより移行抗体のが強いので、ワクチンを打っても効き目がありません。移行抗体が長く残っていた場合も考えて、その後生後4ヶ月くらいまでに何回かワクチンを打てば、確実に抗体ができるからです。ワクチンは1年で効果が切れるため、毎年打ったほうがいいです。

【ワクチンで予防できる病気】

猫ウイルス性鼻気管支炎

猫カリシウイルス感染症

猫汎白血球減少症

白血病ウイルス感染症

猫免疫不全ウイルス感染症

クラミジア感染症

ワクチンで予防できる主な病気の5つです。のちほど、この病気については説明したいと思います。とにかくどれも、命にかかわることもある恐ろしい伝染病です。万が一病気に感染したときのリスクを考え、ワクチンを摂取し予防したほうがいいです。

 

室内飼いでも感染しないとは言い切れないです。ワクチンは必要です。老猫の場合は体に負担がかかるのでしない、という方もいますが、感染するリスクのが高いと考えられます。

人間もコロナワクチンを打って抗体をつけ、予防してるように、猫もワクチンを打って命を守りましょう!読んでくれてありがとうございました。

猫を迎える準備と費用

猫を飼う前に、飼い主として心の準備ができているかどうか、改めて自分で確認しましょう。

留守時間の調整、家の中の家具など犠牲にしなくてはならないこともたくさんあります。迎えた猫を最期まで責任持って飼い続けられるか、よく考えましょう。

 

【猫を飼うために必要な物と費用】

猫のゲージ1匹なら6000円〜

2匹以上のゲージ10000円〜

首輪1000円〜

猫ちゃん病院などに運ぶキャリーバッグ5000円〜

食器や水飲み場4000円〜

ブラシ、爪切り2000円〜

爪研ぎ1000円〜

おもちゃ3000円〜

混合ワクチン10000円〜

トイレ3000円〜

合計36000円 これはあくまでも目安です。

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(年間かかる費用)

食費 毎月1500円×12ヶ月 18000円

ワクチン費用1年に1回 5000円(病院によって変動する)

猫砂1000円×12ヶ月 12000円

合計35000円 目安です。

(特別な費用)

病気、ケガ 150000円〜200000円

去勢、避妊手術費用 5000円〜20000円(病院によって変動)オス猫

5000円〜30000円メス猫(病院によって変動)

合計25000円

病気やケガは高額がかかるためペット保険があります。万が一の時に、加入してば急な高額な出費は安心です。

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去勢、避妊手術は保護猫なら安くやってくれるところもあります。読んでくれてありがとうございます。