猫と暮らすためのブログ

保護猫、猫の飼い方、ねこのきもち

メディカルケア 健康診断

猫の健康を守る3つのメディカルケア。前回は、ワクチンについてでしたが、今回は、健康診断についてです。なぜ必要か、いつ受ければいいか知っておきましょう。

f:id:nekko09:20211027215202p:image

 

【健康診断を受ける頻度(目安)】

7歳未満→1年に1回

7歳以上→半年に1回

猫は体に不調があっても、それを隠そうとします。野生では、弱ってるところを見せるのは敵に狙われる危険を意味するからです。飼い主さんが猫の異変に気づいたときは、すでに症状が悪化していることがほとんどです。健康そうに見えるふだんから、健康診断を受けることが大切な事です。

検査の種類はさまざまです。費用のことも含めて、担当の獣医師さんに相談したほうがいいです。また、問診では飼い主さんが猫の健康状態を伝えなくてはいけません。日ごろから猫の健康状態をチェックしておきましょう!

【検査の種類】

●レントゲン検査

内臓器の大きさや形などに異常がないか確認

●血圧検査

主な高血圧症がないかどうかを検査します。

●血液検査

貧血や腎臓、肝臓の異常、ホルモンの異常などがわかります。

●触診・問診・聴診

すべての検査の基本です。目、耳、鼻、口から、おなかや骨格、肉球、毛並みなど、体のすみずみをチェック。リンパ節の腫れなども確認し、異常が見つかれば、精密検査に進みます。

●尿・便検査

膀胱炎、腎不全などを発見できます。便検査で寄生虫の有無をチェックします。

●心電図検査

心臓疾患の検出に用いられます。心臓病は若年でも認められることがあります。

●眼圧検査

緑内障などのチェックをします。眼圧の測定値に異常がみられた場合は、さらに詳しい検査が必要です。

●歯科検査

猫は歯周病を起こしやすいです。根元が炎症起こしていることがあるので、歯のレントゲンを撮って問題がないかチェックします。歯石がついていたら状態をチェックし、除去します。

●超音波検査

心臓、内臓器の構造変化の有無をチェックします。

CTスキャン

体の断層画像を撮ります。すべての臓器をチェックすることが可能です。特に肺の病気の検査にすぐれています。こちらは、全身麻酔が必要なので、猫の体質や体調の確認が必要です。

 

人間も毎年健康診断を受けて、健康を守っているように、猫も健康診断を受けて、健康を守っていきましょう!読んでくれてありがとうございました。